高度なパージ機能

08.05.2024

フレキシブルフィーディングシステムを使用する主な利点は、1台のデバイスで多種多様なパーツを供給・補充できることです。この柔軟性により、システムは1日に1種類の製品を生産し、翌日には別の種類の製品を生産することができます。ただし、1種類の製品の生産が完了すると、プラットフォームにはまだいくつかのパーツが残っている場合があります。新しい製品の生産にスムーズに移行するためには、システムをパージするために手動または自動のアクションが必要です。

このパージプロセスを効率化するために、アジリルはアジキューブに直接統合されたパージオプションを提供しています。Asycube 240/380/530 では、パージオプションは側面に配置されていますが、Asycube 50/80 ではホッパーの下に配置されています。

プラットフォームを空にすることは課題の1つですが、それが本当に空になっていることを確認することも同様に重要です。この懸念に対処するために、私たちは EYE+ 4.3 で利用可能な高度なパージ機能を開発しました。この機能により、システムはホッパーとアジキューブが振動している間に、プラットフォームが空であることを自動的に確認できます。空のプラットフォームの画像を参照して、システムは現在の状態と比較し、残っているパーツを検出します。この最適化されたパージシーケンスにより、時間枠内のバッチ変更を効率的に行えます。

この機能は、Asycube 50/80 を含むすべてのアジキューブフィーダーと互換性があります。既にアジリルのパージシステムを装備している場合は、システムをアップグレードすることで、すぐにこの機能を利用することができます。レシピの参照画像を取得し、ロボットのプログラムの「パージフル」または「パージプレート」コマンドの時間を0にしてください。

【 EYE+ の高度なパージ機能を併用する利点】

  • 製品切り替え時間を最適化
  • プラットフォームにパーツが残っていないことを確実に確認可能
  • EYE+ Studio を介した直感的なレシピ作成のステップ「パージ設定」を簡素化

詳細については、このリンクを参照してください。